TOP部活手前味噌部どんなに枝豆がうまくてもいっぱい食べちゃいけない手前味噌部
部活   |手前味噌部
2015.04.14

どんなに枝豆がうまくてもいっぱい食べちゃいけない手前味噌部

自分たちで種から栽培した大豆と、同じように種から育てた酒米(山田錦)で作った米麹を使って、自分たちの味噌を仕込もう!それが、2014年7月からはじまった手前味噌部です。大豆はローカルでレアな津久井在来種。初年度の種は、秦野の出雲大社相模分祠からお借りしました。うまく育てて収穫できたら種でお返しします、という約束で。

畑は、ボクサケ田んぼのすぐ近く。大豆を育てるのは全員が初体験です。種が発芽して、植えた苗がある程度しっかり根付くまで、夏場は交代で水やりをしました。大豆栽培で体力を使うのは、最初に畑を耕して畝(うね)をつくるところと、この水やりかもしれません。


2014手前味噌苗定植22014手前味噌雑草とり

ちなみに、最もおいしい作業は、10月の枝豆つまみ食い。津久井在来の大豆ってそれはもう甘くて濃厚で、手前味噌なんてあきらめて全部茹でて食べてしまおうか、と本気で思ったくらいのおいしさでした。


2014手前味噌枝豆2014手前味噌枝豆試食



11月に十分熟した大豆を収穫して乾燥させたら、12月に脱穀+選り分け。唐箕(とうみ)という手動式のレトロ脱穀機が大活躍でした。


2014手前味噌大豆完熟2014手前味噌大豆収穫2014手前味噌大豆脱穀

そのあとは翌年7月まで畑が空いてしまうので、その期間を利用してアラビア小麦をまいてみました。初年度から生意気にも、いきなり二毛作にチャレンジしてしまったわけです。アラビア小麦の種は、農業のセンパイとしていつもアドバイスしてくれるアキラさんからいただきました。アキラさんがアラビア小麦だと言うので、ぼくらもそう呼んでますが、ネットで検索しても出てこない謎の存在です、アラビア小麦ったら。


手前味噌部アラビア小麦種


そして2月上旬、2週に渡って手前味噌作りをしました。最初の週は田んぼに集まり、それぞれの分の酒米を順に1時間近くかけて蒸し上げ、そこに種麹をふりかけて混ぜました。手前味噌部米蒸し手前味噌部蒸し米手前味噌部蒸し米冷まし手前味噌部もやし
そのあとはそれぞれの家で米麹を育て、翌週末に再び集合。大鍋で半日グラグラ煮て、やわらかくなった大豆に米麹と塩をミックスして、ひとり3kgくらいの味噌を仕込みました(田んぼランチの味噌汁用にも、白味噌と赤味噌を10kgずつ)。せっかくボクサケ田んぼの稲わらは無農薬なので、納豆なんかも作ってみました。



2014手前味噌大豆煮2014手前味噌納豆2014手前味噌玉2014手前味噌仕込み手前味噌部ランチ2014手前味噌部長完成

 

余った大豆はみんなで山分け。ええ、それから数日間は、大豆料理尽くしの日々を送りましたとも。

 

 

2014手前味噌大豆料理

アラビア小麦栽培も、1月にみんなで思いっきり“麦踏み”した甲斐があったようで、今のところ順調です。収穫予定は6月下旬。小麦が実ったら、どうやって脱穀して、どうやってパンやピザの原料となる小麦粉にするのか、あれこれ想像するだけで何だかワクワクしてきます。こういう何にも知らないときのワクワク感って、いろいろ知ってしまったら消えてしまうものなので、今のうちにいっぱいワクワクしときたいと思います。


 手前味噌部アラビア小麦

そんなわけで、手前味噌部はまだ二毛作を一回転もしていない新しい部ですが、自分たちの大豆と酒米でマイ味噌を仕込むという本当にゼイタクな体験をしちゃいました。来年2月に再び手前味噌を仕込むときには、みんなで手前味噌を持ち寄って味比べしたり、新しい部員に試食してもらったり、いろいろ楽しそうです。そして。あとは塩をつくったらカンペキだね、という声が妙に多かったので、手前味噌部はそのうちきっと塩づくりにも挑戦するような気がします。そしてたぶん、アラビア小麦を使った醤油づくりなんかも。


 
ページトップ